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2026.6.18
未経験から新規事業ポジションに転職するための完全ガイド|フェーズ別スキル解説
こんにちは。
ZEXT Career山田です。
本日のテーマは『未経験からの新規事業への転職』です。
現代は、AIなどのテクノロジーの台頭や
グローバル化、価値観の変化により、
一つの成功モデルが長続きしない不確実な時代と言われています。
そんな中、多くの経営者が
「第二の創業」を掲げて新規事業に挑んでいますが、
その成功率は10%以下という厳しい現実があります。
その一方で、新規事業は難易度こそ高いですが、
魅力あふれるポジションに間違いありませんので、
本記事では、新規事業を「0→1」「1→10」「10→100」
の3フェーズに分け、未経験からのチャレンジで知っておきたい
知識やスキルについて解説します。

次に、新規事業の成長フェーズを語る際によく使われる
「0→1」「1→10」「10→100」の3つに分け
それぞれの目的・仕事内容や求められるスキルを見ていきます。
【0 → 1】仮説検証フェーズ
目的・仕事内容
何が正解かわからない状態から、ビジネスの種を生み出す。
■徹底したヒアリングや市場調査を行い、解決すべき課題を特定すること。
■プロダクトの試作(MVP)とマーケットの反応の把握こと。
■PMF(Product Market Fit)の模索・プロトタイプを確立すること。
必要なスキル
① 問題発見力
顧客の行動や市場変化を観察しまだ言語化されていない課題を見つける力。
② 仮説構築力
散らばった情報からパターンを見つけ、仮説を立てて検証する思考力。
③ 顧客理解力
ユーザーインタビューや観察を通じて、本当のニーズを理解する力。
【1 → 10】仕組化フェーズ
目的・仕事内容
見つけたビジネスの種を誰でも売れる仕組みへと作りあげる。
■1顧客あたりの採算を黒字化し、投資が利益を生む確信を得ること。
■データから顧客の不満を分析し改善サイクルを確立し、プロダクトへ昇華させること。
■属人的な業務を排し、誰でも成果が出る「仕組み」を作ること。
必要なスキル
④データ分析力
定量的指標(KPI)に基づき、成長のボトルネックを見抜く力。
⑤構造化力
現場の成功体験を汎用的なマニュアルやプロセスに落とし込む力。
⑥マーケティング力
ターゲットへ大量にリーチし、顧客獲得(CAC)を最適化する力
【10 → 100】拡大フェーズ
目的・仕事内容
確立された仕組みにリソースを投下し、市場シェアを広げること。
■広告宣伝や営業を大量投入し、一気に市場を獲りに行く。
■DXやBPOなどを通じ、組織の肥大化に伴う非効率を削ぎ落とす。
■他社との提携や買収を通じて、事業成長のスピードをさらに加速させる。
必要なスキル
⑦戦略設計力
どの市場を狙うのか、どのポジションを取るのかを設計する能力。
⑧組織マネジメント力
急速に拡大するチームをまとめるリーダーシップ。
⑨オペレーション設計力
事業がスムーズに回るよう、仕組みやプロセスを整える能力。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こうして整理すると、
新規事業ではフェーズごとに仕事内容と必要な能力が大きく異なり、
多岐にわたるチャレンジが求めらることがわかります。

前の段落では、事業の成長フェーズによって仕事の性質や
必要なスキルが大きく変化します、と説明しました。
この考え方は、スタートアップ研究でもよく語られています。
求められるものが多すぎて、全てを身に付けるのは難しい。
そう思われるかもしれません。
ですが、これらのスキルを紐解いていくと
以下の3つの【ポータブルスキル(汎用的能力)】
がベースになっていると捉えることができます。
• 論理的思考力(ロジカルシンキング)
複雑な問題を整理し、仮説を立てる力。それを伝える力。
• 推進力(プロジェクトマネジメント)
不確実な状況でも計画を前に進める力。
• 人間力(リーダーシップ)
多様なステークホルダーを巻き込み、チームを動かす力。
例えば、① 問題発見力② 仮説構築力③ 顧客理解力などは、
論理的思考力がベースになり、
⑧組織マネジメント力とはリーダーシップがベースです。
ポータブルスキルを幅広く応用し、
そこに経験や専門性を付け加えていくことで
さらに価値を高めて発揮することができます。

前の段落ではスキルについて見ていきましたが、
ここでは、新規事業に欠かせない「マインドセット」についてお話します。
ZEXT Careerの調べでは、
新規事業に関しての経験を有する人材は
一握りしかいないことがわかっています。
その一方で、冒頭の通り、
新規事業の募集は増加傾向にあります。
このことから、新規事業の採用は、
経験者だけでなく、未経験で強いマインドセットを備えた優秀人材に
さらに門戸を開いていく、と予想しております。
マインドセットについては、以下初回エントリーである
「「優秀な人」を採用したはずなのに、なぜ新規事業は失敗するのか。」の5,求められるマインドセットの段落でも触れており
そちらをご覧いただきたいですが、以下3点を挙げております。
①カオス耐性・柔軟性
仕組みがない環境を楽しみ、変化に適応する。
②オーナーシップ
単なる担当ではなく、「自分が事業主である」という強い当事者意識。
③ラーニングアジリティ
失敗を即座に学びへと変え、成果に繋げる行動力。
「カオス」の中で「オーナーシップ」を持って突き進み、ぶつかった「失敗から学び」成果に向けて積み上げていく。こんなイメージになります。
先ほどのスキルに、このマインドセットを掛け合わせていくことで
新規事業という非常に難易度の高いミッションを
遂行することができると考えています。

ここまで未経験から新規事業のポジションへの転職について
ポータブルスキルの応用×マインドセット
が求められるとお伝えしてきました。
成功率10%以下、という現実が物語る通り、
新規事業への挑戦は、決して平坦な道ではありません。
ですが、今私たちが当たり前に使っている便利なサービスも、
かつては誰かの「たった一人の熱狂」や「小さな仮説」
から始まったものです。
正解がないからこそ、自らの手で答えを創り出していくプロセスには、
他の職種では味わえない醍醐味があります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
私たちZEXT Careerは、新規事業に挑む企業と、
強いマインドセットを持つ挑戦者を結びつけることで、
新たな価値創造の未来を切り拓いていきます。
引き続きよろしくお願い申し上げます。
お問合せ先:
GLナビゲーション株式会社
人材紹介ユニット ZEXT Career
山田重治(Shigeharu Yamada)
お問合わせ:agt@gl-navi.co.jp
※1 Zero to One(Peter Thiel著)、The Lean Startup(Eric Ries著)引用
※2 The Lean Startup(Eric Ries著)、Crossing the Chasm(Geoffrey A. Moore著)引用
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