Tips

2026.6.18

新規事業の立ち上げ経験を職務経歴書で正しく伝える書き方┃事業企画フォーマットを応用した実践ガイド

    こんにちは。ZEXT Careerの山田です。
    私たちは「越境×新規事業」に特化した
    転職エージェントを運営しています。

    日々、新規事業の立ち上げ(0→1)という
    ハードな領域に挑んできた方々と面談を重ねていますが、
    そこでよく遭遇するちょっともったいないな、と感じるケースがあります。

    それは、新規事業の経験を、一般的な「事業企画」の
    職務経歴書フォーマットにそのまま当てはめて書いてしまうことです。

    事業企画の整ったフォーマットをそのまま使うと、
    新規事業特有の行動量や推進力が抜け落ち、
    結果として魅力が半減してしまいます。

    キャリアの中で0→1しかしていない、
    という人はほぼいらっしゃらないと思いますが、

    ・新規事業の中でも0→1経験をアピールしたい
    ・事業企画(既存事業)と併せて訴求したい

    といった、ご要望は多く
    今回は、ベースとなる事業企画のフォーマットを活かしつつ、
    0→1人材の強みを伝えるための応用テクニックを解説します。

    1,事業企画と新規事業企画(開発)の違い


    事業企画と新規事業では、そもそも企業が期待する能力が異なります。

    既存の事業企画(1→10→100)に求められるもの 
    ※より10→100に近いイメージ

    • 予算・PL管理

    • 既存プロセスの改善

    • 前年比、達成率

    • 組織横断の調整力 など

    新規事業立ち上げ(0→1)に特に求められるもの

    • PMFに至るまでの実績や成果

    • カオス耐性・不確実性への対応

    • ピボットのスピード感

    • 経営や周囲へのゼロからの巻き込み など

    フェーズ別スキルの詳細は以前のエントリー

    未経験から新規事業ポジションに転職するための完全ガイド|フェーズ別スキル解説」にまとめています。

    事業企画フォーマットは
    「年商〇億円の担当事業で予算達成率〇%」といった
    数値を記載する構造が前提です。

    新規事業0→1フェーズでこれを埋めようとすると、
    「まだ売上が立っていない」
    「業務プロセスすら存在しない」といった状況も考えられるため、
    アピールポイントが薄く見えてしまいがちです。

    0-1フェーズをアピールして応募する場合、採用担当者に伝えるべきは、
    最終的なPLの数字よりも、PMFに至るまでの泥臭いプロセスです。
    だからこそ、フォーマットの中身の書き方を応用する必要があります。

    画像

    2,フォーマット各項目の応用テクニック

    では、一般的な事業企画フォーマットの各項目を、
    新規事業用にどうアレンジすべきか具体的に解説します。

    【職務概要】

    規模ではなく、フェーズと裁量を書く

    「年商〇億円の事業部にて〜」という規模の記述を、
    「どのフェーズから参画し、どのような裁量を持ってどんな動きを担っていたか」
    に置き換えます。

    「企画・MVP開発・テストマーケティング・PMF検証まで一気通貫で担当」など、0→1特有のフェーズを記載することで、何もない状態から事業を形にしてきた事実も記載します。

    【業務内容】

    仮説検証とピボットのプロセスを書く

    PL管理や予実管理といった業務の代わりに、
    行動の軌跡を記載します。

    「ターゲットへの顧客インタビュー」
    「プロトタイプを用いたテストマーケ」
    「どのようにピボットの意思決定をしたか」

    などを記述します。

    【実績・成果】

    売上ではなく、行動量と成果を書く

    0→1フェーズで売上がなくても実績は訴求出来ます。
    初期ユーザー30社への直接ヒアリング実施
    といった行動の定量化や、
    予算ゼロの状態から経営陣へ直談判し、300万円の初期開発予算を獲得
    といった社内巻き込みの成果も立派な実績です。

    「まだ売上が出ていないのに書いていいのか」
    と不安になる必要はありません。

    0→1フェーズの採用企業はPLよりも
    何もない状況下でPMFまで何をしてきたかが重要です。
    行動の軌跡をしっかり書けば、
    評価の土台は十分に作ることができます。

    画像

    3,まとめ


    事業企画のフォーマットは、
    論理的に業務を整理する上で非常に優秀です。
    しかし新規事業の経験を書く際は、その整った枠組みの中に
    泥臭い行動力と、不確実性に立ち向かったリアルなストーリーが見えなくなります。

    新規事業に限らず
    「職務経験をどう整理すればいいか分からない」
    「客観的な視点で添削してほしい」という方は、

    ぜひZEXT Careerにご相談ください。

    最後に、私たちZEXT Careerは、新規事業に挑む企業と、
    強いマインドセットを持つ挑戦者をつなぎ、
    新たな価値創造の未来を切り拓いていきます。
    本日もご覧いただきありがとうございました。

    画像

    ─────────────────────────
    山田 重治(Shigeharu Yamada)
    ZEXT Career 運営責任者
    お問合せ:agt@gl-navi.co.jp
    ─────────────────────────

    もっと詳しく知りたいですか?

    関連記事を読むか、個別にご相談ください。

    記事一覧へ

    RECOMMENDED

    関連記事

    TIPS

    2024.04.20

    今すぐTypeScriptを学ぶべき理由

    現代のウェブ開発における静的型付けのメリット。

    #エンジニアリング

    #スタートアップ

    TIPS

    2024.04.01

    グローバル人材を効果的に採用する方法

    世界中の優秀なエンジニアを見つけ、維持するための戦略。

    #採用

    #グローバルキャリア

    #スタートアップ

    TIPS

    2024.03.05

    リモートワーク成功のための10のベストプラクティス

    自宅で働きながら生産性とワークライフバランスを維持する方法。

    #リモートワーク

    #グローバルキャリア

    Next Step.

    さぁ、次のステップへ

    キャリアやビジネスの成長について、私たちにご相談ください。

    お問い合わせ

    お問い合わせ

    お気軽にお問い合わせください。

    ご入力いただいた個人情報は、プライバシーポリシーに基づき厳重に管理いたします。

    お名前 *

    山田 太郎

    メールアドレス *

    example@email.com

    電話番号 *

    090-1234-5678

    送信する

    ご入力いただいた個人情報は、プライバシーポリシーに基づき厳重に管理いたします。

    © 2026 ZEXT career. All rights reserved.